動画販売を行う際には様々な販売手法をとることができます。
本稿では、大手動画販売サービスでも採用されている、基本となる3種類の販売手法を紹介します。
単品販売
最もわかりやすい基本となる販売手法です。
1本いくら、という価格設定での販売となります。
レンタルビデオと同じ発想で、購入後〇日間視聴可能、というパターンが非常に多いです。
視聴期限の設定には理由があります。
インターネット上での動画配信(ダウンロード販売ではなく、アプリやブラウザで動画を再生するタイプ)において、再生される回数が多いほど配信費用がかかる場合があるため、視聴に期限を付けたほうが、売り主側の利益が確保できるためです。
セット販売
複数本でのまとめ売りです。
ドラマやアニメ、長めの教材コンテンツなど、続きものの動画コンテンツを販売する際によく採用されます。
1本当たり400円の動画を、15本セットの場合3000円、などの価格設定をされる場合もあります。
1本目は無料で視聴可能で、残りは有料という販売方法をとるケースも多いようです。
単品販売と同じく、購入後の視聴期限が設定されているケースが殆どです。
続きものの動画コンテンツを販売する場合には、必須の販売方法といっていいでしょう。
サブスクリプション販売
定期課金での見放題販売の事です。
大手の動画配信サイトの採用が多いです。
例:1か月〇〇円で見放題!
1か月ごとの定額課金を行っているサービスが非常に多くなっています。
理由としては、
- 1回ごとの決済額の低さ
- いつでも解約できる安心感
をうまく演出できるためではないかと思われます。
サブスクリプションを行う場合、
- 1つの契約ですべてが見放題
- コースごとに見放題の範囲が違う
ケースがあります。
スポーツの動画販売サイトなどでは、競技ジャンルごとに見放題コースを設定していたり、オンライン予備校などでは、科目ごとの契約で見放題となっていたり、というパターンです。
国語見放題:月額980円
数学見放題:月額980円
英語見放題:月額980円
国数英見放題:月額2480円
自信で動画コンテンツの販売ビジネスを行う場合は、上記の販売手法をうまく選択し組み合わせると良いでしょう。
月額見放題のみとするのか、単品販売のみとするのか、それとももろもろを組み合わせていくのかなど、自信が販売するコンテンツの内容やビジネス戦略に照らし合わせて考えてみましょう。
動画販売を行うシステムによっては、上記の販売方式をとれない場合もあるようですので、必ず確認をするようにしてください。
本稿は以上となります!