【動画販売事例の紹介】株式会社LITORY様|音楽を通して「世界から感情の孤独をなくす」、アーティストの生き様をストーリーとして伝えるライブ動画サイト『LITORY Live』

事例紹介
この記事は約10分で読めます。

本稿では、弊社が提供する動画サイト構築CMS『ソーシャルキャスト』を導入し、現在、音楽ライブの動画販売プラットフォーム「LITORY Live」を運営されている、株式会社LITORYさまへのインタビュー内容をご紹介します。

LITORYの代表取締役平田 圭さまに、

  • 動画販売事業に対する、LITORYさまならではの想いやお考え
  • なぜ動画販売事業に取り組まれたのか
  • どのように事業を実施しようと思い、実現するまでにどういった点で苦労したか
  • 実施してみてどうだったか

などをお伺いすることができました。
本記事が、動画販売事業をご検討されている方にとって、ご参考になれば幸いです。

動画配信サービス構築のポイント 無償配布中
自社でもできる、動画の録画とライブ配信ガイド 無料配布中

ライブ動画サイト『LITORY Live』とは?

LITORY Liveは、株式会社LITORYさまが運営されている、ミュージシャンやバンドなどアーティストの生き様をストーリーとして伝える、音楽に特化したライブ動画サイトです。
一瞬の熱狂を閉じ込めたライブ動画やアーティストの世界観・思想などに触れられるインタビュー記事などのコンテンツを無料・有料で配信されています。

LITORY Live
https://www.litory.live/

音楽・ライブに対するLITORYさまの想い

弊社名、『LITORY』は「LIVE」と「STORY」という言葉を合わせた造語です。
「ライブ」には音楽ライブの意味もありますが、私はこの言葉をアーティストひとりひとりの「LIVE(生き様)」のようにとらえており、弊社はアーティストの生き様(LIVE)を物語(STORY)として伝えていく、ということをコンセプトにしている会社です。
「表現に輪郭を、生き様へ共鳴を。」をスローガンに、ライブ動画プラットフォーム事業(LITORY Live)・ライブイベント事業・アーティストマネジメント事業と、3つの事業を展開しています。
3つの事業の内、ライブ動画プラットフォーム事業で動画サイト構築CMS『ソーシャルキャスト』を採用しています。

動画販売を始めようと思われたきっかけ

「どうしても音楽の仕事がしたい」から立ち上げた株式会社LITORY

私は、音楽で孤独から救われたという想いがすごく強くあるので、音楽の力というものを信じています。
もちろん私にもリアルな人間関係はありますし、友人や家族もいますが、自分の中に何となく「孤独感」というものをずっと感じていました。
その「孤独感」から救ってくれたのが、まさに音楽でした。

私自身は元からエンタメ業界にいたわけではなく、システム構築などを行うIT系の会社で営業の仕事をしていたのですが、私の中で「どうしても音楽の仕事がしたい」という想いが強くなり、昨年2020年1月に起業をして立ち上げたのがLITORYです。
LITORYは、世界から「感情の孤独」をなくすことを会社のミッションにして、音楽を軸にした事業に取り組んでいます。

起業してすぐに立ちはだかった困難・新型コロナによる事業構想の頓挫

実は最初から動画販売事業をやろうというのは考えていませんでした。
起業した当時(2020年1月)は、新型コロナが中国で出始めた頃でして、日本の市場的には影響がなかった時期でした。

その頃は、ミュージックビデオやリリックビデオを簡単に作れるITサービスを考えていたりして、ライブハウスでの撮影側の事業を構想していました。
ライブハウスさんは、アーティストの演奏を定点カメラで撮影してDVDで渡すというオプションサービスを提供していたのですが、そこに弊社が別の機材を入れて、複数視点で撮影したものを編集できる、映像撮影・編集系の方向での事業を考えていました。
しかし、2020年3月、4月に日本でも新型コロナが流行り、次第にライブイベントができない・ライブハウスのイベントがなくなる、という状況になり、起業時に想定していた私の事業構想は頓挫してしまいました。

高まる「ライブ配信」のニーズと新規参入が相次いだライブ配信市場の戦国時代

最初の緊急事態宣言が出た2020年の4月頃から、多くのライブハウスさんが、自前でカメラや配信の機材を購入し無観客ライブ配信を始める準備を急スピードで行っていたので、私もこの先どのように事業転換していこうかと考え始めました。
そして、音楽業界全体が「ライブ配信をしなくてはならない」という風向きに変わったときには、ライブ配信前のチケット販売サービスや生配信のプラットフォームは大手の参入も含めて、もう戦国時代並みに色々な企業がやり始めていました。
大手企業で言うと、チケットぴあやイープラスがライブ配信のプラットフォームをやり始めましたし、新興企業ではZAIKOやツイキャスなどがライブハウスでよく使われているサービスです。

ライブ配信プラットフォームとの差別化

ライブ配信市場には、本当に色々なサービスが出てきたので、弊社が資本投下して生配信の領域で勝負するのは資本力的にも知名度的にも苦戦が見えていたので、同じ領域で勝負するのは避けようと考えました。
事業転換を考えるうえで、他社との差別化を考えたときに2つの観点がありました。

一つ目の観点は、「アーティストが生配信した後の、アーカイブ動画を販売したらどうか?」というものです。
私はイベントに携わりながらライブハウスやアーティストの方に話をきいたところ、その当時、ライブ配信プラットフォームの多くは生配信後のアーカイブ配信が長くても2週間、それ以上は有料、もしくは対応不可というサービスがほとんどでした。
そうなると、「生配信後のアーカイブ動画って、アーティストが記念に自分たちで持ってるだけ、というのはもったいないよね、じゃあそれを何かに使えないかな」ということを考えました。

二つ目の観点は、「音楽だけでブランディングできるようなサイトを作ったらどうか?」というものです。
当時、生配信のプラットフォームには、音楽やバンドに特化しているものが中々なく、バンド以外にもアイドルイベントやお笑いのイベント、実況の配信者なども含むサービスがほとんどでした。
私としては「音楽だけ」のコンテンツで、見た目もかっこよくデザインしていきたいという想いがあり、この音楽ライブのみの動画販売事業の構想に辿り着きました。

音楽ライブの動画販売事業への参入

音楽ライブの動画販売プラットフォームについて簡単に表現すると、今まではライブを映像化するにはDVDを制作し販売していた部分をネットでオンデマンド提供できるようにするというものです。
アーティスト側は生配信しているので、そのままネットで販売するには費用はほとんどかかりません。
また、様々なパターンの配信ライブが増えているので、配信の映像をアーティスト側で編集した物や、弊社に編集をご依頼いただくなど、一つの「作品」として配信ライブをカタチにして販売していきたいという想いでライブ動画の販売プラットフォームの構築を検討しました。

LITORYさまが抱えていた課題

動画販売プラットフォーム構築時の課題

動画販売サービスの構築を考えたときに、最初は自前でシステム開発ができないか、と模索しました。
AmazonのAWSの配信技術などを利用し、エンジニアに相談をしたのですが、サービスとして考えた時に、動画の配信だけではなく、決済や会員管理なども必要となるため工数が読めず現実的には難しいということがわかりました。

そのため、ecサイトのように動画販売を気軽に行えるサービスがないのかと思い、最初に見つけたのは低コストで簡単に動画販売ができるWebサービスです。
このサービスでまずは試しにライブ動画販売サイトを構築しスタートしましたが、運営していく中でいくつか問題点が発生してきました。
購入者情報や会員情報などが把握できず、メールアドレスなどの購入者情報が弊社には共有されないため、弊社からのメールマガジンやイベントの告知、新商品の案内などができず、継続的にお客様との関係性を作るのが難しくなってしまいました。

そこで、決済だけでなく会員管理もできる動画販売システムを探し始めました。
ecサイト構築システムやサービスも検討しましたが、「動画の販売」は「ダウンロード販売」のみとなってしまうため、著作権や二次利用の問題があるため、ストリーミングで再生回数を弊社側で把握できるシステムを探しました。

ソーシャルキャスト導入のポイントと決め手

動画サイト構築CMS『ソーシャルキャスト』との出会いと採用の決め手

インターネットの検索で情報収集を行っていたところ、動画サイト構築CMS『ソーシャルキャスト』含め、3社ほどよさそうなサービスに辿り着きました。
今回デザインが自由にできることが重要な要素だったので、最終的に他社サービスと比べて、デザインの自由度が一番高いソーシャルキャストを採用いたしました。
また、販売方法も、オンデマンド・レンタル販売・セット販売・購入者特典やダウンロード販売(購入者にだけデジタルデータを配付できる機能)機能があり、やりたいことが全部できたのがソーシャルキャストでした。

動画販売プラットフォーム立ち上げ後の効果

サービスを立ち上げて見えてきた動画販売事業の道筋

ソーシャルキャストを導入して、ライブ動画プラットフォームを作り、2020年10月からサービスの運用を開始しました。
しかし、事業としてはライブ動画プラットフォームだけを作っても、最初はうまく広がりませんでした。
色々なバンドやアーティストにお声かけしたのですが、生ライブ配信はしていても動画販売を行う映像や音のクオリティが出せていないことも多くあるようで、最初は抵抗がある方が多かったです。

であれば、ライブイベントから自分たちで企画し、そのライブ映像をLITORYのサイトで販売する、という流れを作りたく、ライブイベント事業にも踏み込みました。
ライブイベント事業では、下北沢のライブハウスと協業し定期的にイベントを実施していきました。
また、2021年2月には『LITORY LIVE FLAME』という、文化庁さんの助成金をいただいて開催したライブも実施し、完全無観客のライブ配信イベントで、9時間生配信するロックフェスも行いました。
当時はYouTubeで生配信を行い、1日で7,000人を超える方にご視聴いただけました。

生配信後のアーカイブ動画については2か月の期間、LITORY Liveにてソーシャルキャストの無料会員登録者限定で視聴できるようにし、約1,000人の方に会員登録をしていただき、イベントと組み合わせて、LITORY Liveの会員を増やしていくという道筋が見えてきました。

ライブイベントを行っていく中で、多くのバンドやアーティストとつながりを持つようになり、ご縁もあって今はアーティストマネジメントも行っています。
現在、弊社では『START TO BLING』と『THIS VERY DAY』というアーティストのマネジメントをして、アーティストを中心にイベントを作りながら、そのイベントの動画をLITORY Liveで販売しサービスを大きくしていくことを考えています。
また、多くのアーティストは、配信ライブはたくさんやってきているので、映像データだけ手元にたくさんあって、どうしたらいいかわからないというのが出てきているので、それをうまく活用できそう・できる、というところまでを実際に自分たちで作りながらアーティストのライブ動画活用方法として広げていきたいと考えています。

3つの事業のどれが弊社の軸なのかというのは難しいところではありますが、それぞれがお互いに補完し合いながら、相乗効果を出せるようにしていくというような形です。

今後の展望

今後の事業展開

現在、LITORY Liveはライブ動画がメインのコンテンツになっているのですが、今後はライブ動画以外のものも配信していきたいと考えています。
たとえば、レコーディングの風景やライブの裏側などのドキュメンタリーのようなもの、制作のプロセスみたいなところを伝えられるような動画の販売も検討していきたいと思っています。
それもLITORYが「ライブ」を音楽ライブだけでなく、「アーティストの生き様」ととらえているからこそ、そういう広がりというのは、事業として考えていきたいと思っています。

動画とライブ配信の販売・有料配信をご検討されている事業者さまのお手伝いをしています

今回のインタビューでは、株式会社LITORYの代表取締役 平田さまに、音楽に対する熱い想いや動画販売事業にかける経営者の情熱をお聞きすることができました。
実は、筆者も学生時代はバンドを組んでライブハウスで演奏などをしていた、音楽好きのひとりです。
お聞きしたお話から、私の知らなかった音楽業界の裏側も知ることができ、貴重な経験をさせていただいたことにとても感謝をしております。

弊社は、動画サイト構築CMS『ソーシャルキャスト』を通して、動画やライブ配信の販売・有料配信に取り組まれる事業者さまのお手伝いをしています。
LITORYさまをはじめ、多くの事業者さまのお役に立てるよう今後もよりよいサービスの提供を目指してまいります。

動画サイト構築CMS『ソーシャルキャスト』の機能やプラン、事例は公式サイトをご確認ください。
https://socialcast.jp/

タイトルとURLをコピーしました